【2023年11月最新】Web広告関連のアップデート情報まとめ

この記事では2023年11月度に起こったWeb業界や運用型広告の情報をまとめています。

自社のマーケティング業務に活用してください。

目次

Web業界全般

①年末年始営業に関するお知らせ

各媒体において、年末年始の営業時間に関するお知らせが発表されました。

以下は、各媒体ごとにまとめた年末年始の営業時間情報です。

Yahoo!広告は最終審査日があるため、年末年始の広告入稿は余裕を持って行うようにしましょう。

媒体営業時間情報
Google広告広告審査及び関連業務は年末年始も実施(規模は縮小)
Yahoo!広告&LINE広告年内最終審査日:12月21日(木)
※22日以降の入稿物は24年1月5日(金)より順次対応
Meta広告年末年始も通常通り営業
X広告年末年始も通常通り営業
Microsoft広告年末年始も通常通り営業
※Google広告、Meta広告、X広告、Microsoft広告については過去の傾向を元に作成

Yahoo!

①複数キャンペーン間の共有予算機能の提供について

Yahoo!検索広告において、複数キャンペーン間で1日の予算を共有できる機能が提供されました。


予算を共有することによって、1つの予算をアカウント内の複数キャンペーンで共有することができます。
これにより、キャンペーンを横断して予算が設定できるため、予算管理の効率化や広告表示の機会損失を削減できます。

また、共有予算ごとのインプレッション数やクリック数などは共有予算レポートで確認することができるようになりました。このレポートを活用することで、共有予算単位でどの程度広告が配信されているかを確認できます。

注意事項

共有予算機能を使用すると、各キャンペーンの予算配分をコントロールできません。
したがって、あるキャンペーンが1日の共有予算額のほぼすべてを消費し、他のキャンペーンは想定よりも広告が配信されない可能性があります。

さらに、検索数の急増などにより広告クリックが集中し、設定した共有予算を大幅に超えたコストが発生する場合があります。キャンペーン単位での設定予算と同様に、1日の共有予算の200%まで請求される可能性があるため、そのことを念頭に配信を行いましょう。

②広告の有効性の提供について

Yahoo!検索広告において、レスポンシブ検索広告の評価指標「広告の有効性」の提供が開始されました。Google検索広告では以前から導入されていた機能ですが、Yahoo!でも同様の機能が追加されました。

広告の有効性は、Yahoo!の推奨設定に広告クリエイティブがどの程度基づいているかを示すものであり、最適なパフォーマンスを実現するための指標となります。

Yahoo!広告の有効性では、「非常に高い」「高い」「平均的」「低い」の4段階で表示され、これにより設定内容が効果的なパフォーマンスをもたらすかどうかが評価されます。

出典:LINEヤフー for Business「【検索広告】広告の有効性の提供について

この機能の導入により、広告文のPDCAサイクルを迅速に回すことができます。

➂サーチキーワードターゲティングの移行と提供終了について

Yahoo!ディスプレイ広告において、サーチキーワードターゲティングがオーディエンスリストターゲティングの一部として統合され、オーディエンスリストの新しいリストタイプ「高度なセグメント」に変更されました。

以前は候補キーワードの中から選択する形式でしたが、今後はフリー入力でキーワードを指定できるようになります。この変更はGoogleディスプレイ広告のキーワードターゲティングと同じ仕様になります。

このアップデートにより、以前では設定できなかったニッチなキーワードも指定できるようになり、広告キャンペーンのターゲティングオプションがより柔軟になります。

最後に

いかがだったでしょうか?

SORAMICHIでは、各媒体社からの最新情報を活用して、質の高いマーケティング支援を提供しています。

運用中の広告設定に関する質問や不明点がある場合でも、お気軽にご相談いただけます。お悩みの方は、以下からぜひご相談ください!

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