Threads(スレッズ)広告とは?最速で攻略するために必要なこと

リリースされてから5日間で、1億人ものユーザーを超えたThreads(スレッズ)には、500文字の投稿や10枚の写真を添付できるなど、今までのSNSにはない機能が搭載されています。

これまで、X(旧Twitter)やInstagramをビジネスに取り入れる人が多かったように、Threadsも活用したい人が多いのではないでしょうか。

今回は、Threadsを使ってビジネスを展開したいけれど、何からしていいか分からないと悩む企業のマーケティング担当者の方に向けて、Threadsの基礎から使い方、広告や企業での使い方について解説をしていきます。

これを見ると、どのように活用すればいいか分かるようになっているので、最後までご覧ください。

目次

Threadsとは?

Threadsとは、Meta Platformの傘下であるInstagramが開発したSNSを指します。Xと似たUIデザインで、Instagramと連携でき、興味関心が近い友人やクリエイターをフォローし合って、繋がることができるのが特徴です。

現在、週間アクティブユーザー数が1億人に達していると言われており、Xのアクティブユーザー数の5分の1のアクティブユーザー数を誇っています。

日本以外の世界各国でもThreadsが利用されており、現在1位はインドで33%のユーザーがいます。ついで2位がブラジルの22%、3位がアメリカで16%、4位がメキシコの8%、5位が日本の5%と続いており、世界で見ても日本のユーザー数が多いことが分かります。

では、Threadsは何を目的としたプラットフォームなのでしょうか。

Threadsのビジョン 

InstagramとThreadsの責任者のアダム・モッセリ氏は、Threads上で「怒りの感情が少ない会話に興味がある人のための公の場を作ることが、Threadsの目的」とポストしています。

また、「政治や重大なニュースの、管理側の監視体制の維持や、ニュースへのネガティブな意見が露呈するリスクは、エンゲージメントや収益の増加は見込めない。活気あるプラットフォームを作るために、スポーツや音楽、ファッションや美容、エンターテインメントなど十分素晴らしいコミュニティがある」とも考えており、Xとは大きく違う方針を取る考えを示しています。

次の章では、Threadsの使い方について解説します。

Threadsの使い方

ThreadsにはXと似た機能が使われており、以下のように呼ばれています。

XThreads
ツイートポスト
リプライリプライ
リツイート(コメント付)クオート
リツイート(コメントなし)リポスト
会話スレッド
タイムラインフィード

画面では、以下のような表示画面になります。

出典:Threads

ただ、ThreadsはInstagramと紐づいているため、もしThreadsのアカウントを削除したい場合は、紐付けたInstagramのアカウントの削除が必要です。

企業で運用するInstagramのアカウントが消えてしまうことで、売上の損失につながる可能性もあります。どのアカウントと紐付けるかは、慎重に決めましょう。

Threadsで使える機能

では、現在Threadsで使える機能は、どのようなものがあるのでしょうか。

以下が、使える機能一覧です。

・全角500字の文字が書ける
・写真が10枚投稿できる
・プロフィールの改行ができる
・いいねの非表示ができる
・投稿をインスタのフィードで投稿できる
・投稿をインスタのストーリーで投稿できる
・投稿をXで共有できる

XとThreadsを比較すると、Xは月額制サービスBlueに登録しない限り、140文字までしか投稿できず、画像も4枚までしか添付できません。しかし、Threadsでは500文字の投稿ができる上に、写真も10枚貼ることができます。

文章や写真を掲載できる量が増えることで、様々なコンテンツを投稿することが可能です。また、他のSNSを使って、自身のThreadsの投稿を拡散できるので、既存のSNSからのフォロワーの流入が見込めます。

Threadsで使えない機能

一方で、Threadsで使えない機能もあります。

・ライブや音声配信ができない
・下書きの作成ができない
・投稿の固定ができない
・ハッシュタグが使えない
・ブックマーク機能が使えない
・インプレッション数が分からない
・DM機能がない

自分や周りの投稿を保存しておくような機能や、どんな投稿が伸びやすいのかを分析するような機能は、現在実装されていません。また、Threads上でのDMでのやり取りもできない状況です。

今後実装される機能も以上の中から出てくる可能性も考えられますので、日々のThreadsの動向を押さえておきましょう。

今後実装予定の機能

今後、ThreadsはActivityプロトコルと互換性を持つための取り組みに加え、フィードに表示するコンテンツの改善、トピックやトレンドをリアルタイムでフォローできる検索機能を実装予定です。

Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、Threadsの今後について「10億人に確実に届けられると確認できたら、その時点で収益化について考える」と表明しています。

Meta社の収益は約98%が広告収益とされているため、Thredsも確実に収益化されるでしょう。しかし、ピーク時からアクティブユーザーが8割も減少しているので、収益化のボーダーが10億人から下がる可能性が高いのではないでしょうか。

さらに、Xと比較しThredsは広告が無いことでストレス無く利用できるという声も多く上がっており、広告配信が開始された場合、Xとの差別化が難しくなり、ユーザーがさらに減少するのではないかという懸念があります。

Threads広告はどうなる?

今後Threads広告が実装される場合、どのような広告の機能がつくのでしょうか?

・カルーセル広告
・シングル広告
・コレクション広告
・動画広告
・ダイナミック広告

Facebook広告やX広告で起用している広告形態は、すべてThredsでも配信されるのではないかと考えられます。

Xと異なり、500文字までテキストの投稿が可能で、写真も最大10枚まで掲載可能な点からも、画像&テキストでの配信が効果的な広告となる可能性が高いと推測しています。

企業はThreadsをどう活用すべきか?

現在のFacebook広告の運用と同様で、認知・検討機会・サービスの購入や利用を促すことを目的として活用をおすすめします。カテゴリは問わず、全ての企業に共通して言えます。

また、例えば、以下のような活用方法も今後実施できるチャンスがないか、Threadsの広告配信の動向をチェックしていくこともおすすめします。

・画像を複数入稿できるカルーセル広告を利用して商品カタログのような活用をする
・テキスト&クリエイティブでイベントやキャンペーンの効果的な告知をする
・Instagramのユーザーと連携されているため、精度の高いターゲティングが可能
 └適切なユーザーに広告配信をする

まとめ

今後もThreadsには、いろんな機能が出てくるでしょう。

機能が増えることで、Threadsを使った広告の使い方も広がり、自社のビジネスの展開の選択肢も増えます。

Threadsのトレンドを日々捉え、自社に活かしてみて下さい。

メルマガ登録

マーケティングの最新情報をお届けします

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次