【超簡単】Facebook広告のドメイン認証のやり方

Facebook広告のドメイン認証とは、ドメイン所有者であることを媒体に認識してもらうための設定のことです。

設定自体は任意となりますが、セキュリティ対策や広告パフォーマンスへの影響も考えると、広告出稿を行う立場であれば設定して損はないでしょう。

本記事では、そんなFacebook広告のドメイン認証の方法を解説していきます。

※ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、コンピュータやネットワークを識別するために使用います。

目次

Facebookドメイン認証が必要な3つの理由

次の3つの理由で、原則、広告配信するにあたってドメイン認証の設定はした方がよいです。

①ドメインの不正利用防止

ドメイン認証を行うことで、該当するドメインの所有者であることが認められるので、外部のユーザーが勝手に広告の内容を編集したり、自社ドメインを使って広告出稿をおこなったりすることができなくなります。

つまり、ドメイン認証を行なえば、自社ドメインの不正利用や、悪意を持ったユーザーによる偽情報の拡散の被害などからドメインを守ることができます。

②広告アカウントに透明性(信頼性)を持たせる

冒頭でもお伝えしたように、ドメイン認証設定は、決して必須ではありませんが、ドメイン認証を行っていない広告アカウントが、停止措置を受けたケースも過去に発生しているそうです。

これは、ポリシーなどに抵触するかしないかなどグレーな部分があるため、ドメイン認証をしていないことで、「NGアカウント」と判断されてしまった可能性が考えられます。

こうした停止措置などを防ぎ、広告アカウントに信頼性や透明性を持たせるためにも、ドメイン認証を行うことをおすすめします。

③広告パフォーマンスに悪影響を及ぼすことを防止

Meta社は、ドメイン認証を受けていないリンクを広告に掲載した場合、広告パフォーマンスにおいてマイナスの影響が起こる可能性があると公表しています。

ドメイン認証はこうした広告パフォーマンスの低下を防ぐ上でも、欠かせないということです。

Facebook広告のドメイン認証のやり方

Facebook上でマーケティング活動や広告活動を行なうには、管理ツールであるビジネスマネージャーに、原則として登録する必要があります。

①ドメインを選択

ドメイン認証は、次のフローに沿って進めてください。

ビジネスマネージャー画面→ビジネス設定→「ブランドセーフティ」→「ドメイン」を選択

②「あなたのドメイン」に対象ドメインを記載

「ドメイン」をクリックして、「あなたのドメイン」に対象のドメインを記載してください。

③オプションを選択

ドメインを入力すると、上記画面に遷移します。

※注意:ドメイン認証が完了していない場合は、赤字で”未認証”と表記されます。

ドメイン認証のやり方は3つありますが、「HTMLソースコードにメタタグ追加」を推奨しています。

その理由は、最も簡単で工数負荷が少ないからです。

  • HTMLソースコードにメタタグを追加する
  • ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードする
  • ドメインレジストラーでDNS TXTレコードを更新する

こうした3つの方法がありますが、今回は「HTMLソース」と「ルートディレクトリにHTMLファイルアップロード」に絞って説明します。

※DNS TXTレコード更新は難易度が高く、上記のどちらかで基本的に対応できるため

Ⅰ,HTMLソースコードにメタタグを追加する

1,「オプションを1つ選択してください」のプルダウンで、HTMLソースコードに「メタタグを追加」を選択

2,「1.Copy this meta-tag:」の項目に表示されているタグコードをコピー

※下記のようなコードです
<meta name=”facebook-domain-verification” content=”XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX” />

3,Webサイトのからの間に貼り付ける

4,Webサイトのソースコードから、メタタグが掲載されていることを確認する

5,ビジネスマネージャの「ドメインを認証」の緑のボタンをクリック

Ⅱ,ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードする

1,「オプションを1つ選択してください」のプルダウンで「ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードする」を選択 

2,「HTML verification file」のリンクをクリックしてHTMLファイルをダウンロードする 

3,FTPソフトなどを使い、ドメインのルートディレクトリにDLしたHTMLファイルをアップロード

4,記載されているURLをクリックし、認証コードが表示されるか確認

5,ビジネスマネージャの「ドメインを認証」の緑のボタンをクリック

以上でドメイン認証作業は終わりです。

まとめ

いかがでしたか?

ドメイン認証作業は難しいと思われがちですが、短時間でできるので、自社の安全性と透明性、そして広告パフォーマンスへの悪影響を防ぐためにも、ぜひお伝えした手順で設定してみてくださいね。

Facebook広告のドメイン認証は、必須ではなく任意作業のため対応しなくても広告配信は可能です。

しかしドメインの安全性や広告パフォーマンスを低下させないためにも、設置することを推奨します。

参考:Meta「Metaビジネスマネージャのドメイン認証について

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この記事を書いた人

大矢 健太郎のアバター 大矢 健太郎 デジタルマーケティング事業本部

デジタルマーケティング事業本部 /マーケティングプランナー

2019年、新卒で某大手住宅設備メーカーに入社し、法人営業に従事。その後、外資系人材会社の法人営業を経てSORAMICHIにジョイン。
当社にて金融・不動産領域をはじめとしたデジタルマーケティング戦略立案~広告運用を支援。
Criteo運用コンサルティングを得意領域とする。

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