医療保険を提供する大手金融系企業様が、新規加入の促進、継続率の改善、そしてクロスセルの実現を目指し、SORAMICHIにご相談くださった事例です。
KARTEを活用し、散らばっていた顧客データを集約するユーザー統合基盤を構築。さらに契約状況に応じたLINEプッシュ配信などのMA施策をスピーディーに実装しました。その結果、導入から施策開発までを当初の想定スケジュールよりも大幅に短縮して実現することができました。
課題
こちらの企業が抱えていらっしゃったのは、大きく3つの課題でした。
・若年層に向けた新規加入のプッシュ不足
・加入後の接点不足による継続率や紹介率の低迷
・ライフステージに合わせたアップセルや他商品とのクロスセル件数の向上です
「データはあるのに、十分に活用しきれていない」「顧客一人ひとりに合わせた最適なコミュニケーションを実現したい」——こうした思いを抱えるマーケターの方は少なくないのではないでしょうか。
こちらの企業の場合、これらを実現するための土台となるKARTEが未導入であったことに加え、新規導入に向けた初期の構築リソースや専門ノウハウの確保が急務という状況にありました。
そこで、KARTEの活用ノウハウと開発力を持つSORAMICHIにご相談いただくこととなりました。
ご支援内容
1. KARTEを活用したユーザー統合基盤の構築
LP、専用Webサイト、マイページにKARTEを導入し、ログイン・マイページ履歴、申し込みデータなどを「KARTE Datahub」に集約しました。
会員IDとLINEユーザーIDをビジターID基準で紐付けることで、これまで分散していた顧客データの一元管理を可能にするデータ基盤を構築しています。
データ未活用という課題に対し、まず施策の土台となるデータ基盤を整えることを優先しました。この基盤が、後続のMA施策をスピーディーに実装するための起点となっています。
2. ユーザーの契約状況に応じたLINEプッシュ配信
統合されたデータを基に、「契約中のユーザー」「契約が切れたユーザー」など、顧客のステータスに応じたセグメントを作成しました。加入後の接点が少ないという課題に対応するため、KARTEからLINEへリアルタイムにセグメント情報を渡す仕組みを実装しています。
これにより、ユーザー一人ひとりの状況に合わせた最適なコンテンツを配信するプッシュ型コミュニケーションを実現しました。継続率や紹介率の向上を目指す接点づくりとして機能させています。
成果
本プロジェクトでは、KARTEを用いたユーザー統合基盤の構築からMA施策の実装まで、導入・開発を当初の想定スケジュールよりも大幅な短縮し、4ヶ月という短期間で完了しました。
KARTEが未導入であり、構築リソースや専門ノウハウの確保が急務という状態から、データ基盤の整備とプッシュ型コミュニケーションの実装までを一貫してスピーディーに進められた点が大きな成果です。その後は保守対応を通じて、構築したシステムの安定的な運用を支援しています。
データ活用に向けた基盤づくりは、施策展開のスピードを左右する重要な起点となります。基盤構築からMA施策の実装までをまとめてご相談いただくことで、よりスムーズな立ち上げが可能になります。
顧客データの統合やKARTEを活用したMA施策の立ち上げにお困りでしたら、ぜひSORAMICHIにご相談ください。