この記事の結論

大手住宅メーカー様が運営する、提携法人の従業員向け住宅優待ポータルサイトの全面リニューアルをご支援しました。

従来は申込フォーム中心のシンプルな構成で、訪問者の申込意欲を喚起するコンテンツが不足していました。
そこで情報設計の見直しとコンテンツの拡充、あわせて運用を支える管理画面の刷新を実施。要件定義からリリースまで約6ヶ月で取り組み、リニューアル後の申込率は従来の4倍へと向上しました。

課題

こちらの大手住宅メーカー様が運営するポータルサイトは、自社が提携している法人の従業員様向けに住宅購入の優待制度を案内する役割を担っていました。

しかし、申込フォームへの導線がほぼ唯一のコンテンツという構成で、制度の魅力や住まいづくりの具体的なイメージをユーザーに十分に伝わっていませんでした。

「フォームはあるのに申し込みにつながらない」――同じような状況に心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

運用面でも課題を抱えており、トピックスを管理画面から入稿できず、更新のたびに作業負荷が発生していたほか、提携法人ごとに商材や割引率を出しわけることもできませんでした。さらに、サイト上でカタログ請求ができないなど、ユーザーの行動を後押しする仕組みも不足していました。

こうした課題に対し、サイトのUI/UX設計から、デザイン・コーディング、管理画面のシステム開発、そしてリリース後の保守・運用までを一気通貫で対応できる点を評価いただき、弊社にご依頼いただきました。

ご支援内容

1. 情報設計の全面見直しとコンテンツ拡充

従来の申込フォーム偏重の構成を改め、提携特典の説明、住まいの実例紹介、イベント案内、土地探しガイドなど、申込前の検討を後押しするコンテンツを新設しました。

これは、フォームへの導線がほぼ唯一のコンテンツという構成では、制度の魅力や住まいづくりの具体的なイメージを訪問者に伝えられていなかったためです。「特典を知る→具体的な暮らしをイメージする→申し込む」という自然な検討導線を設計し、訪問者のエンゲージメントを高めました。

2. 申込・資料請求導線の最適化

エントリー・資料請求・問い合わせの各CTAをページ全体に適切に配置し、追従ボタンも実装しました。
検討度合いの異なる訪問者がどの段階からでもアクションを起こせるようにすることで、申込意欲の取りこぼしを防ぐ狙いです。これにより、訪問者が自身の検討フェーズに合わせて無理なく次のアクションへ進める導線を実現しました。

3. 管理画面の構築による運用の内製化

トピックスの入稿、提携法人ごとの商材・割引率の出しわけ、カタログ請求対応を管理画面から柔軟に設定可能にしました。
従来はトピックスを管理画面から入稿できず更新のたびに作業負荷が発生していたほか、提携法人ごとの出しわけやサイト上でのカタログ請求にも対応できていなかったためです。運用業務を安定的かつ効率的に推進できる体制を実現しました。

成果

リニューアル後、申込率は従来の4倍に向上しました。

申込フォーム中心のシンプルな構成から、情報設計の見直しとコンテンツ拡充、申込・資料請求導線の最適化を行ったことで、訪問者が制度の魅力を理解し、具体的な暮らしをイメージしたうえで申し込める導線を整えられたことが要因です。

あわせて管理画面の刷新により、コンテンツ更新や提携法人ごとの商材・割引率の出しわけが可能となり、運用工数の削減と情報発信の機動性向上も実現しました。要件定義からリリースまでを約6ヶ月で完了しています。

フォームだけのサイトでは、訪問者は「申し込む理由」を持てません。
申込率の改善は、フォーム自体の改修よりも、その手前の情報設計とコンテンツで決まることが多くあります。同様の課題をお持ちの方はぜひご相談ください。